この記事はこんな人におすすめ
- 毎日の献立・お料理に悩みを抱えている方
- お料理が得意ではないけど、自炊を頑張りたい方
- 食費の節約をしたい方
毎日の自炊にストレスを感じる日々から脱却しよう!
自分や家族の健康、経済面を考えると、なるべく自炊を頑張りたい。そう思っていても、毎日続く料理という家事がどうしても負担に感じてしまうことはありませんか?
私はお料理があまり得意ではありません。そんな私にとって毎日何を作ればいいのか、食材は何が必要か、手順を頭で思い描いてお料理して……楽しく感じる日もありますが、負担に感じる日の方が多いな、と感じていました。かといって、外食やコンビニ・出前などに頼る回数が増えると、しっかり家事をできていない気がして落ち込む。
そんな日々を何とかしたいと思って取り入れたルーティーンをご紹介します。
前置きはいいから、早く教えて!という人は こちら>>
料理が得意ではない私が、毎日の自炊でストレスを感じていたこと
なぜ、家事の中で料理がこんなにもストレスだと感じるのか、私の場合はこんなことが原因でした。
料理を作るのがめんどくさい
いきなり元も子もない理由になりますが、正直な気持ちです。
料理って選択と実行の連続ですよね。作るものを決めて、必要な食材と道具を用意して、手順を確認して調理して、複数の品を作る場合は出来上がりのタイミングも考えて手順を調整して……最後には後片付けも。頭と体がフル回転!それが 1日3回毎日!
そして、作るのはこんなに大変なのに、幸せな食べる時間は一瞬で終わってしまう。
すべての流れを楽しみながら出来たらいいのですが、私は料理に関してはどうしてもポジティブに向き合えないタイプのようで、めんどくさいと感じてしまいました。
何を作っていいか浮かばない
料理が得意だったら、冷蔵庫にこれがあるから、今日はあれを作ろう、とスムーズに楽しくメニューが決められるのかもしれません。しかし、料理が得意でない私の料理のレパートリーはとても少ないです。それも簡単な料理がほとんどで、自分の中のレパートリーだけではすぐにマンネリ化してしまいます。
レシピサイトや料理本で探したりもしますが、食材や調味料が揃ってなかったり(料理が苦手だと代用品が思いつかない)、手順が長いとそれだけで作る気になれなかったり。
これでもない、あれでもないと考えるほど、レシピを探すのにも時間がかかってしまい、時間がかかるほどに意欲も減退してしまいます。
家族に「今晩なに?」と毎日聞かれてイライラする
私が一番ストレスに感じていたのがこれです。
苦手なのを頑張っているのに、何を作るか悩んでいる時にかけられる家族からの「今日のご飯はなに?」にイライラ。
しかも、一生懸命考えて出した答えを伝えたら、微妙な反応をされるともう!
これをなんとか解決できないかと思って考えたのが今回のルーティーンです。
献立ルーティーンをはじめて良かった4つの事
1.食費と時間の節約になった
よく、献立を決めてからお買い物に行くと節約になる、と聞きますが、実際に献立を決めるようになって本当だな、と実感しました。
買うものが決まっているので、スーパーに行ったらそれに沿って買い物かごに入れていくだけ。
いつものスーパーに合わせてメモの順番も工夫しているので、無駄な導線0。さらに、計画的にお買い物しているので、スーパーに行く回数も減って時間も節約に。
料理上手な人なら、買うものを決めずに特売品を見てその場で献立を考える方が節約になると思いますが、そんな高度な事は私には出来ません。
決めたメモ通りに買う。これが一番食費の節約になりました。実際、献立ルーティーンを始める前と後で月に1万円くらい食費が下がりました。(我が家の食費は外食費込)
2.食材ロスがほとんどなくなった
適当に食材を買っていた時は、よく食品を余らせて、気づけば賞味期限切れ。罪悪感を感じながらゴミ箱へ、という事がよくありました。
献立を決めることで、必要な食材を必要なだけ買うようになり、かならず1ルーティーンで使い切ってしまうので、ほとんど食材ロスを出すことがなくなりました。
また、なんの食材がどのくらい残っているかもしっかり把握できるようになり、冷蔵庫の中もすっきりしました。すっきりした冷蔵庫になるだけでも、料理のハードルが下がったのは思わぬ効果でした。
3.家族へのイライラがなくなった
今回のやり方で、私の最大のストレスだった家族の「今晩なに?」がなくなりました。
やり方をこの後ご紹介しますが、献立を決めるのに家族も参加してもらうことで、一緒に決めているので聞かれることがなくなりました。
4.面倒だと感じていた料理へ取り掛かりやすくなった
献立が決まっているので、メニューを決める時間が週に1回になり、毎日仕事で疲れた後に、冷蔵庫を覗いて何にしよう、の繰り返しから開放されました。
献立に沿って作るだけなので、取り掛かりがスムーズ。取り掛かってしまえば意外とそこからは淡々とできてしまうことに気づきました。取り掛かるハードルが料理の負担の中でそれなりに大きな割合を占めていたんだな、と実感しました。
献立ルーティーンの流れ
それでは、実際に私が行っている献立ルーティーンについてご紹介します。
1.献立を決める
数日間の献立を一気に決めて、献立ノートに記載していきます。
献立を決める時のポイントは、
- 日付は決めない
- 冷蔵庫に残っている食材をベースに考える
- 朝の献立が大体同じな場合は、朝の献立は考えない
- 賞味期限を考えて、決める日数を調整する
上記の他に、私はなるべく夕食だけは一汁三菜になるよう意識しています。
メインの料理だけ、ざっと決めてから、副菜を設定していくのがスムーズです。
また、このルーティーンを繰り返して献立ノートが溜まっていくと、過去の献立ノートを参考に献立を決めることが出来て、よりスムーズに決められるようになります。
献立を決める時に、一緒に足りない食材を書き出して、買い物メモを作成し、買い出しに行きます。
2.献立を掲示する
家族の全員が目にする場所に1で作成した献立を貼りだしましょう。
この時、日付は決めず、ただ決まっている献立ごとに書き出します。
我が家の場合は、ダイニングの壁にメモ帳1枚に1献立を書いてマステで貼りだしています。
お気に入りのメモ帳やマステを使えばモチベーションもアップ!
3.献立を家族に毎日選んでもらう
2で貼りだした献立から、今日食べたいものを家族に選んでもらいましょう。
我が家では、毎朝今日食べたい献立にシールを貼ってもらっています。
4.決めてもらった献立を作る
あとは3で決まった献立を確認して、作るだけ!
献立内容を見て、冷凍保存の食材の解凍が必要であれば、午前中の内に自然解凍を開始して、夕飯などに備えておくことで、スムーズに調理開始できますよ。
献立テンプレート
いかがでしたでしょうか。料理が苦手なのは変わらなくても、調理以外の過程を楽にすることで、今までより前向きに自炊に向き合えるはず。同じように悩んでいたり、興味を持たれた方は一度お試しください。
私が普段使用している献立ノートのフォーマットをご用意しました。
朝・昼・夜、昼・夜、夜のみの3種ご用意しましたので、必要に応じてダウンロード・印刷してご利用ください。
献立シート 朝・昼・夜
朝・昼・夜の基本の献立シートです。

献立シート 昼・夜のみ
昼・夜のみの献立シートです。
朝は毎日固定メニューという方も多いと思います。そんな方にはこちらがぴったり。
ニシクミもこちらを主に使用しております。

献立シート 夜のみ
朝・昼・夜の指定がないフリーの献立リストです。
献立以外にも活用できます。

私のテンプレートの使い方
最後に、私のテンプレートの書き方をご紹介します。
まず、メニューを書き込みます。その際、不足していて買い出しが必要となる食材もメモしておきます。

書き終わったら、青字で書いた買い出し食材を別の紙にメモ、もしくは献立シートを写真に撮るなどして、メモを持ってスーパーへ。
ここで、プチ節約ポイント。買い出し用にメモを作る際は、よく行くスーパーの入口から出口へのルートを意識して順番にメモ(青果→鮮魚→精肉・・・など)。そうすることで、買い出しの時短になるのはもちろん、余所見をしなくて済むので、余計な商品の誘惑に惑わされずに買い物できます。
あとは、実際に作り終わったメニューにはチェックを付けていくだけ。

フォーマットの改良要望やデザインの要望などあれば、ご意見いただけると嬉しいです。対応可能なものから検討・作成させていただければと思います。
